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僕の大好きな、作家さんで、鬼平犯科帳お書きになった、池波正太郎さんがおっしゃってましたけれど、やっぱり、毎日を楽しく過ごすためには、自分の死ぬ時、死に際を考えるんだと言うんです。つまり、死の覚悟というのは、人間は皆いつか、生まれてくれば死ぬんです。死ぬという事を、ある程度心に決めて、その上で、毎日を生きていくと、1日1日が充実すると言うんですよ。そんな中で、今日、池波正太郎さんは散歩が大好きですから、そういう事を日記に綴っていくんですって。毎日が充実してくると、生き方変わると思いますよ。

僕は、老人介護始めてから、改めて思いましたね。「ああ、そうか。」明日が来るとは思わなくなって来た。今日1日が幸せに生きられたら良いなと思うようになってきたんですよ。まして、家を離れて旅に行けると思ったら、もう幸せでしょうがないです。

僕なんかは、色々と、今度、今週なんかも、また大阪に行ったりとか、来週は、盛岡があったりとか、仙台があったりするんですけど、地方に行くのは、大変だと僕は思わないです。「あ、明日あそこに行ける」「じゃあ、盛岡では、冷麺を食べよう」とか、仙台行ったら「笹かま食べよう」とか、熊本行ったら熊本ラーメン慌てて食べたりとかね。だから、そうやってくるとね、自分自身の人生の1ページが、すごく変わってくると思うんです。

 

萬田/私たち、仕事柄、本当に色んな所に行きますから、やっぱり、もっと大事にした方が良いですね。私も、明後日、京都行きますけど、もう、食べるものも決まってますし。

 

生島/ですから、僕は思うんですけど、柳生一族の家訓にですね、聞いて、かっくんとこないで頂きたいんですけど、「小才は、縁に出会って縁と思わず」小さな才しかない人はですね、素晴らしい出会いとかきっかけを作って頂いてもね、それを素晴らしいと分からない。

「中才は、縁に出会って、縁を生かせず」中ぐらいの才は、すごいチャンスを頂いたり、すごい旅をしても、それを上手く生かしきれない。大才は、大きな才のある人は、袖擦り合った縁をも生かす。ちょっとした出会いとか、さりげないきっかけを、すごく楽しく思えたりとか、ビジネスにつなげられたりとか、色んな形で、大きく生かせると思うんです。

ですから、僕なんかも、自分は時々「ああ、今日は大才だな」と思ったり、「今日は小才だな」と思ったり、色々あるんですけど、でも、こうやって日常生活の中でね、旅というものを上手く入れると、人生の良い形での句読点ができるんです。

そして、色んな楽しみ方を、花1つ、食べ物1つ、出会い1つをそういう形で、自分でアンテナを張って面白がれたら、それは、最高の人生ですよ。

 

萬田/なんか、旅ってすごいもんだと、今、思いました。思ってきました。

 

生島/今日をきっかけに、また改めて、良い形の旅をして頂ければ。

 

萬田/そうですね。大事に、大事に、旅したいですね。

 

生島/僕はずっと、フジテレビで、新諸国漫遊記をやってましたからね。旅は、ライフワークですよ。

 

萬田/素敵じゃないですか。

 

生島/やっぱり、旅ができる事は、幸せです。元気がなければ、旅ができません。元気で、大いに与えられたチャンスを生かして行きたいな。そういう意味では、今日、日本全国の皆さんが頑張って、こちらに来て、皆様に、こうやってアピールしてますので、1つ上手く、アンテナに、ビビッっと止まる所があれば、利用して頂きたいと思います。

最後に、萬田さん、旅好きの皆さんがお集まりでございますので、一言、萬田さんから今後の予定とか、PRとか、思いを込めて、ちょっと、メッセージをお願いいたします。

 

 

 

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