事業目標の達成状況:
当センター発足当時の昭和49年の本道周辺海域における漁船海難による死亡・行方不明者は181名であり、漁業関係者並びに関係機関の不断の努力により昭和62年までの14年間では1,536名で年平均110名と減少傾向にありましたが、依然として100名の尊い人命、貴重な財産が失われている現状にありました。
このことは、本道漁船漁業の安定的発展を阻害するばかりではなく家族や関係者を含めた大きな社会問題で、より一層の海難防止に対する意識の高揚と啓蒙を図ることが肝要となっている。
このことから、広く全道の漁業関係者を対象に漁船海難防止を呼びかけ事故防止に対する考え方を再認識することを目的として漁船海難防止全道大会を開催しました。
その結果、第1回全道大会の昭和63年から平成11年までの12年間で死亡・行方不明者は、533名で年平均44と大幅に減少しています。
今大会におきましても、道内外の来賓をはじめ全道の漁業協同組合関係市町村、水産関係団体から800名も参加し、海難事故体験発表等に深く感銘するなど、海難防止の意識の高揚と啓蒙に大きな成果をあげることができた。
更に、当センター広報紙「北極星」の大会特集号の発行、一般紙による報道、水産業界紙(誌)による大会特集記事の掲載等印刷物が広く全道の漁家、漁業関係者に行きわたり海難防止意識の啓蒙を図ることができた。