■美少女投手現る!
東京・世田谷会場は参加者が多く、グラウンドも3面に分かれたため、講師の方々は大忙し。たまたま”本業”の草野球でプレーしていた池井理事も、OB会員の指導ぶりを熱心に見学された。
投手たちに付きつきりだった村上雅則OBが「いいこどもがいるよ」と推せんしたのが紅一点の小林智代さん。長い髪を帽子に隠した世田谷ドラゴンズのエースは、ゆったりしたフォームから速球を投げ込んだ。
「お兄ちゃんがやったから始めたの。野球だけじゃなく水泳も好き」というスポーツ美少女から閉会式で花束を贈られ、大沢啓二理事長はデレデレ。
(リポーター=Nトリ)
■手は抜かないぞ!
千葉県四街道市の総合野球場では、少年が引き起こしている事件に心を痛める板倉正男幹事が「野球が上手になるだけでなく、大きくなってもいじめをしない少年になると誓ってもらいたい」とあいさつした。
教室は3時間で終了したが、少年たちの人気を集めたギャオスこと内藤尚行会員は、模範投球。捕手をつとめた少年は捕りそこねても「最高!」と挑戦した。
(リポーター=Tヤマ)
■集中力に完敗…。
「当たったら好きな選手のサインボールだ!!」打撃練習の際、スイングの的にとバットのグリップエンドを差し出し、当たる寸前にサッと外す。当てられたら高橋慶彦会員がこどもたちにサインボールをもらってきてあげるというから、さあ大変。周りで見つめる子もだんだん真剣になって「当たれー!」の大合唱。「俺、どこが大事って言ったぁーっ」と聞くと、一斉に「あし~!」と自然に大きな声が返ってくる。
すると、かすかに「カツン」。「あ、当たった!!」「え!?当たってないよぉ。絶対当たってないって」。その場はしのいだけど、慶彦さん、私にも確かに聞こえましたよ。こどもたちの集中力に完敗です。
以上、富山でした。
(リポーター=Wナベ)