日本財団 図書館


第6回こどもの日全国少年野球教室 開催リポート

 

「20世紀のプロ野球人が新世紀を担うこどもたちへ夢の橋を架けたい―」

こどもの日の事業としてすっかり定着した全国少年野球教室は今年で6回目。これまでで最高の294名のプロ野球OBが講師となり、全国各地でこどもたちと1日野球に親しみ、各地で元気な笑い声がこだまする楽しい教室となりました。

 

005-1.gif

 

■美少女投手現る!

東京・世田谷会場は参加者が多く、グラウンドも3面に分かれたため、講師の方々は大忙し。たまたま”本業”の草野球でプレーしていた池井理事も、OB会員の指導ぶりを熱心に見学された。

投手たちに付きつきりだった村上雅則OBが「いいこどもがいるよ」と推せんしたのが紅一点の小林智代さん。長い髪を帽子に隠した世田谷ドラゴンズのエースは、ゆったりしたフォームから速球を投げ込んだ。

「お兄ちゃんがやったから始めたの。野球だけじゃなく水泳も好き」というスポーツ美少女から閉会式で花束を贈られ、大沢啓二理事長はデレデレ。

(リポーター=Nトリ)

 

■手は抜かないぞ!

千葉県四街道市の総合野球場では、少年が引き起こしている事件に心を痛める板倉正男幹事が「野球が上手になるだけでなく、大きくなってもいじめをしない少年になると誓ってもらいたい」とあいさつした。

教室は3時間で終了したが、少年たちの人気を集めたギャオスこと内藤尚行会員は、模範投球。捕手をつとめた少年は捕りそこねても「最高!」と挑戦した。

(リポーター=Tヤマ)

 

■集中力に完敗…。

「当たったら好きな選手のサインボールだ!!」打撃練習の際、スイングの的にとバットのグリップエンドを差し出し、当たる寸前にサッと外す。当てられたら高橋慶彦会員がこどもたちにサインボールをもらってきてあげるというから、さあ大変。周りで見つめる子もだんだん真剣になって「当たれー!」の大合唱。「俺、どこが大事って言ったぁーっ」と聞くと、一斉に「あし〜!」と自然に大きな声が返ってくる。

すると、かすかに「カツン」。「あ、当たった!!」「え!?当たってないよぉ。絶対当たってないって」。その場はしのいだけど、慶彦さん、私にも確かに聞こえましたよ。こどもたちの集中力に完敗です。

以上、富山でした。

(リポーター=Wナベ)

 

005-2.jpg

東京・世田谷区二子玉川緑地運動場

「講師の先生、ありがとうござしました。」孫のような少女エース、小林さんから花束を贈られ、大沢理事長もデレデレー

 

005-3.jpg

静岡・島田球場

明るい顔、顔。「これでいいですか?」と見上げられて田野倉講師も思わず「さあ、起きて」

 

005-4.jpg

大阪・久宝寺緑地公園軟式野球場

ケージを使って本格的なバッティング。「こんなに見つめられちゃったらプレッシャーかかっちゃうよ」と緊張ぎみ

 

005-5.jpg

福岡・山王公園野球場

ルーキーOBのカズ山本講師。手取り足取りの指導にも現役時代そのままに力が入る

 

005-6.gif

岩手会場より

 

005-7.gif

 

全国48会場の様子が一目でわかる開催報告書が出来上がりました。

会場ごとに掲載された新聞記事や参加者からの声が詳しく載っています。ご希望の方はOBクラブ事務局まで。残りわずかです!!

(無料・送料のみ1冊=390円)

 

 

 

前ページ   目次へ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION