・子供自身が会いたいと思ってやった事ならまだしも、コントロールされて会いたいと思ったとしか思われなかった。
・子供をアピールの手段として利用している気がした。
・この団体の目的とやっている事とのギャップが大きかった。
同意できる点も、同意できない点も様々感じられたが、結局、この団体はNGOである。NGOとはその考えに同意する人がいて、その人に支えられて活動している限りその考えに正しいも間違いもないといったふうに感じられた。 P.S.結局ナンだったのだろう…? (岡村)
○ストリートチルドレン
今回行った学校のシステムを紹介して頂いた。
・16歳以下の子供129人。ただし、16歳以上の子供でも手伝いとして参加できる。
・親の有無は問わない。
・子供達は家計の助けとなるように、路上でものを売る、路上の止まっている車を掃除するなどの仕事をしている。
・両親の給料は国が設定する最低賃金(200ペソ)よりやや低いのが現状で、そのため子供達の労働が家庭の為に不可欠である。
・教育のシステムとして、学校と同様の教育を行っており、年齢により3つのグループに分け実施している。土曜日に補習を行っている。
・フィーディングプログラム、年に二回の定期検診を行っている。
・両親に対する価値観の教育。
ストリートチルドレンの家に実際に訪問して、両親から学校の教育システムヘの不満を聞くことが出来た。
・現在の学校の状況−無料
・実習やプロジェクト−高額の授業料を請求される。
・評価の基準が実習やプロジェクトに関わってくる比重が大きい。よって、頭の良い子でも経済力がなければ成績と将来に結びつかない。そこに根強い貧富の差をみることが出来た。 (門田)