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「季節ノート」

 

いちごの新品種

甘酸っぱく香り高いいちごの世界が戦国時代を迎えています。「とちおとめ」「さがほのか」といった新しい品種が台頭し、1県1品種ともいわれる状況になっています。

日本で最もいちごの収穫量が多いのは栃木県です。以前の主力品種は「女峰」でしたが、最近は「とちおとめ」1色に変ってきています。とちおとめは女峰より糖度が高く、酸味が少なく、甘い果物を好む消費者の嗜好に合わせ、同県農業試験場が育成し96年に品種登録しました。粒がひと回り大きくて食べ応えがあるのも特徴です。

 

 

 

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