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2. 女性の消費に変化

F1と呼ばれる若い女性たちの消費意欲が、減退してきています。他の世代が元気なこともあって、彼女たちの圧倒的な存在感が薄れているのです。F1とは、女性(Female)1というテレビの個人視聴率で使われる区分で、20〜34歳です。なお、F2は35〜49歳、F3は50歳以上です。

東京の臨海副都心にあるショッピングモール「ビーナスフォート」は20代の女性をターゲットにしていますが、狙った層の来館は全体の5割から6割。来館中の26歳OLは、「ブラブラするのが好き。今年はこれが流行という仕掛けにはシラケちゃう。買い物なら通販で十分」と言い切ります。

 

 

 

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