ながもちやでは客から着物を預かって、売上の半分を客に戻すという委託方式が基本で、商品は数千円のものから置いています。経営する「新装大橋」では、「デパートにリサイクル物なんて」という人が最近は減ってきたといいます。お茶お花用、着付けの練習用、商売用などとして4、50代の女性が主に買っていきますが、外国人や若い女性など新しい客層も生まれています。
着物を着たいと思いながら、実際には着ていない女性も少なくないといわれており、着物需要が停滞している中、着物業界では需要を掘り起こすひとつの方法としてリサイクルショップに期待しています。