「気象」
暖かいと思っても平年並みに
天気予報などで寒暖の基準になっている平年の気温が、気象庁のデータ改定で2001年から変わります。基準値は過去30年間のデータをもとに算出されており、10年毎に更新されます。今回は暖冬など異常気象が続いた90年代のデータが反映されるため、平年気温は各地で0.1〜0.6度上昇。これまで「平年よりやや高い」とされた気温が「平年並み」に変わる地点が増えます。
データ改定は新しい気象傾向をとらえ直すのが目的で今回で6回目。現在使われている1961年から90年の観測データを71年から2000年までのものに計算し直します。