「マイヘルス」
胡麻で肝ガン抑制
胡麻の実から抽出したセサミンという成分は、肝臓ガンの発生を抑えることを東京大学医学部のイシカワタカトシ教授らがラットの実験で確かめました。セサミンが栄養面で優れている事は知られていましたが、ガン抑制の実証は始めて。使った量も人が普段食べる量に近く、緑茶の成分などと並んでガン予防に活用できる可能性がありそうです。
研究グループはセサミンを0.01〜0.1%混ぜたえさでラットを17週間育てました。ラットには実験開始後1、2週に計2回、強力な肝臓発ガン物質のニトロソアミンを注射しました。