7 実際の職場でのカウンセリング・マインドの活かし方(民間企業での対応例から)
ケース1 職場の仲間との懇親会での出来事
(メールによる申立)
[申立の内容]
先日、職場の男性6人と、私でお酒を飲みに行きました。世間話や職場のことなど楽しく話していたら、ある会話をきっかけに数人がいやらしい話しをはじめました。
私の認識では、いやらしい話しもある程度なら冗談として笑っていられますし、男性が多い職場だけに、場の雰囲気も考え我慢することもしてきました。
しかし、その時は余りに話しがエスカレートするので、神経を使いつつ、「私もいるのだから、ちょっとは気を遣ってくださいよ」と打診しました。
ひとりの人が他の人に言いました。「俺はいつも言ってんだよ。いちいち突っかかってんなって。黙って、あーそーですかって、流せばいいんだよ」
私がそういった事を発言したことに、腹を立てているような言い方でした。
この発言は、余りにも女性をばかにしています。
特定の方に限らず、我が社の風潮として、非常にモラル、マナーのなさを感じずにはいられません。私がここで申し上げたいことは、自分たちのレベルの低さを認識し、全社をあげて改善することです。
神経質に女性を保護しろとは、言っていませんし、思ってもいません。当たり前のことを当たり前に考え、行動するべきだと考えています。
最後に、日ごろお世話になっている部署にこういった事を書かなければならない心境を察していただければ幸いです。
[相談窓口の回答例]