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・参加者から要請の強い個々のチームに対する審査講評の方法については、コンクールが教育の場でもあり、個々のチームに対する評価を明確にする必要がある。このため、技術委員が大会に参加し、講評内容をまとめ各チームに通達することとした。また、課題曲に関しては時間だけでなく譜面に対する正確さ等を判断することとした。

3. 日本太鼓全国障害者大会について

1] 第2回大会実施報告について

第2回日本太鼓全国障害者大会は14チーム(身体障害者チームを含む)が出演し、約1000人の観客が集まり大成功に終わった。また、本大会の開催について、少しづつ浸透しているが今後は社会福祉、介護福祉の授業を採りいれている学校や福祉施設に対し、積極的に周知活動を行うこととした。

4. 日本太鼓資格認定制度について

1] 公認指導員の昇級について

5回の講習内検定を終了し、昇級の条件が整った安江信寿氏(石川県)について検討し、1級公認指導員に認定した。

2] 2000年度公認指導員研修会について

現在公認指導員総数194名(特別公認指導員を除く)のうち熊本県で開催された更新研修会には36名参加している。

3] 日本太鼓教本の見直しについて

教本の増刷に伴い、講習会と照らし合わせ見直す必要がある。このため集中して検討するため、技術委員会を開催することとした。

5. 日本太鼓全国講習会について

2001年度の実施については、長野県、島根県、愛知県から開催の希望があった。

6. 日本太鼓支部講習会について

長野県、千葉県ですでに行われ、12月には神奈川県で実施を予定している。

 

[第7回技術委員会]

第7回技術委員会が9月17日(日)・18日(月)の両日、長野県諏訪市において開催されました。「日本太鼓教本」について、具体的な検討・協議が行われ、12月を目処に改訂版を作成することとした。

 

今年度中に開催される秋田県(11月)、栃木県(2月)の更新研修会に参加されないと、公認指導員としての資格を失います。

まだ、更新研修会を受講していない公認指導員は必ずいずれかに参加をして下さい。

 

各種団体の事業に協力

 

第39回全大阪王将戦競走

8月13日(日)大阪住之江競艇場で開催された第39回全大阪王将戦競走において、秋田県の「蘭導」が太鼓演奏を行いました。当日は心配されていた台風も去り、晴天に恵まれ、素晴らしい演奏に観客は熱心に聞き入っていました。

 

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全国脊髄損傷者連合会40周年式典

10月9日(月)神奈川県のパシフィコ横浜において、全国脊髄損傷者連合会40周年記念式典が行われ、東京都の大江戸助六流ろう者太鼓「鼓心会」の皆さんが出演しました。障害者や関係者約500名の前で障害を乗り越えた素晴らしい演奏を披露し、会場からは盛大な拍手が起こっていました。

 

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