日本財団 図書館


Chorus

 

昭和25年7月、鵠沼の地に産声を上げ、最初の15年間、指揮者磯部傲先生に基礎を造って頂き、その後福永陽一郎先生他数人の先生方のご指導を経て、現在は、榊原哲先生の指揮のもと、毎年定期演奏会を行い、又地域の合唱行事には欠かさず参加している。藤沢市民オペラには、最初の「フィガロの結婚」から、今回の「ラ・ボエーム」まで毎回出演しているが、表の舞台だけでなく、衣裳作り、裏方としてのお手伝いと、団を挙げてオペラに関わってきた。今年の創立50周年記念第50回定期演奏会も成功裡に終え、新しい団員も増えて、将来に向かって明るく合唱活動を展開している。

 

018-1.jpg

湘南コール・グリューン

 

1952年1月、湘南高校の卒業生によって設立。今年で創立48年を迎えた。59年より、関屋晋先生が常任指揮者に就任し、徐々に実力を表わす。62年より全日本合唱コンクールに出場。68年より10年連続全国大会に勝ち抜く。75年金賞受賞。76年に神奈川文化賞受賞。79年ヴァルナ国際合唱コンクールに日本代表として出場。混声の部2位となる。78年小澤征爾氏に認められ、以後オーケストラとの共演が活動の主となる。80年に晋友会合唱団(関屋晋が常任指揮者である合唱団の集合体)を結成。88・89年と2年続けてベルリン・フィル(小澤/カルミナ・ブラーナ)に招かれた他、95年ロンドン・フィル(ブーレーズ・フェスティパル)、96年ウィーン・フィル(メータ/ダフニスとクロエ)と共演。好評を博す。昨年末から本年1月にかけては、サイトウ・キネンオーケストラと共演し、松本及び東京で小澤征爾指揮のもと、マーラー「復活」を演奏した。湘南市民コールは、その中心団体であり、忙しいながらも楽しみつつ、大変幸せな活動を行っている。

 

018-2.jpg

湘南市民コール

 

市民オペラの産みの親、故福永陽一郎先生の呼びかけで、80年に誕生。同年公演「カルメン」以来、常に市民オペラのコーラスパートの男声パートの中核を担って居ります。在籍メンバーは約60名、年齢層は23歳〜75歳と幅広く、オペラにおける市民役に相応しい構成となって居りますが、当団はオペラのみならず定期演奏会、合唱祭その他の各ステージヘの出演、更には北米、ドイツ、英国を始めとした海外並ぴに国内各地への単独演奏旅行を実施する等、常に意欲的な活動を行って居ります。本年度より畑中良輔先生を最高顧問に、市民オペラの合唱指揮者安部克彦氏と福永先生の孫、小久保大輔氏を指揮者にそれぞれお招きし、更なる発展を目指すべく精進を重ねております。

練習:毎週日曜日午後7時〜9時鵠沼公民館

連絡先:TEL0466-33-1572中村迄

 

018-3.jpg

藤沢男声合唱団

 

Orchestra

 

昭和34年創立(創立指揮者:福永陽一郎氏)。現在団員数は120名を超える。年3回の定期演奏会の他、若杉弘氏、広上淳一氏等との特別演奏会、藤沢市民オペラのピットでの演奏、海外公演等充実した演奏実績を持つ。現在の指揮者は三原明人氏。第44回神奈川文化賞受賞。本年3月創立40周年を記念して藤沢市民オペラ・ガラコンサートを開催。

 

018-4.jpg

藤沢市民交響楽団

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION