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Mimi

 

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菅英三子

ミミ(2・9日)

Emiko Suga

宮城県出身。京都市立芸術大学、ウィーン国立音楽大学を首席で卒業。これまで稲畑・中原賞、オーストリア共和国学術褒賞、文化庁芸術祭新人賞、新日鐵音楽賞、出光音楽賞、青山音楽賞の各賞、アルフレード・クラウス国際声楽コンクール第2位、ウィーン国際新進オペラ歌手コンクール第1位、第1回藤沢オペラコンクール第1位及ぴ福永賞等を受賞。佐々木茂子、木下武久、小室彰子、長谷川美津子、R.ハンスマンの各氏に師事。プラハ国立歌劇場、プレーマーハーフェン市立劇場、ブルノ国立歌劇場、フロリダ・パームビーチ・オペラ、新国立劇場、バートヘルスフェルト夏季音楽祭、ガルス夏季音楽祭のオペラ公演に出演。またNHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ等全国の主なオーケストラと共演、また各地においてリサイタル活動を行っている。この夏、オペラ「遠い帆」に出演。秋にはボストン交響楽団のシーズンオープニング演奏会、紀尾井ホールでのリサイタルが予定されている。藤沢市民オペラには「トゥーランドット」「リエンツィ・最後の護民官」に出演。

 

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林正子

ミミ(3日)

Masako Hayashi

東京都出身。1994年東京芸術大学声楽科卒業、96年同大学院修了。二期会オペラスタジオ第40期修了。原田茂生、竹村靖子、マルチェッラ・レアーレの各氏に師事。学部在学中にオペラ「魔笛」でデビュー。「ベアトリーチェとベネディックト」(日本初演)のベアトリーチェ役、「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ役、「椿姫」のヴィオレッタ役などに出演。NHK FMリサイタル、映画音楽や劇場用録音、96年及び99年の銀座セゾン劇場公演「マスター・クラス」のシャロン・グレアム役をつとめるなど活動の範囲を広げている。学部在学中に安宅賞受賞。読売新人演奏会出演。96年日伊コンコルソ入選。97年藤沢オペラコンクール第1位、あわせて福永賞受賞、大野和士指揮の東京フィルと記念演奏会に出演。98年2月スイス・ロマンド管のブラームスのドイツレクイエム、3月シンフォニエッタ香港の「第九」、7月オーケストリアの音楽祭にてグスタフ・クーン指揮ナポリ・テアトロ・サンカルロオーケストラのヴェルディ「レクイエム」に出演。11月藤沢オペラにて若杉弘指揮ワーグナー「リエンツィ」のイレーネ役、99年2月二期会公演ワーグナー「タンホイザー」のヴェーヌス役などに出演。99年から2000年にかけては、東京シティフィル、都響との「第九」、都民芸術フェスティバルにてパスカル・ヴェロ指揮新星日響マーラー交響曲4番、井崎正浩指揮日本フィル・フォーレ「レクイエム」などのソリストをつとめた。二期会会員。現在、安田生命クオリティ・オブ・ライフ文化財団の助成によりジュネーヴ音楽院に留学中。

 

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白石敬子

ミミ(10日)

Hiroko Shiraishi

藤沢市出身。武蔵野音楽大学専攻科修了。「フィガロの結婚」の伯爵夫人でデビュー。国際ロータリー財団奨学生。ウィーン国立音楽大学を最優秀首席で卒業。ギューデン、スワロフスキー、ヴェルバに師事。1974年、国際コンクール(ヴィーニャス優勝、ミュンヘン第2位、ヴェルディ第3位)に入賞。76年から日本人初のウィーン国立歌劇場の専属歌手として活躍、指揮者のシュタイン、ドホナー二、名歌手のニルソン、コソット、ドミンゴ、ゲッダ、シュライヤー、ギャウロフたちと共演。ヨーロッパ各国の主要歌劇場で「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」に客演。日本では「オテロ」(若杉弘)、「エレクトラ」(小澤征爾)、NHKニューイヤー・オペラコンサート、文化庁青少年劇場で絶賛される。ウィーン・フィル、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、読売日響、東京フィル、新日本フィルと共演。ウィーン楽友協会やヨーロッパの音楽祭に出演。ウィーン響、N響定期演奏会、「第九」に出演。日本を代表する国際的な歌手として名声を博している。藤沢市民オペラでは「椿姫」「ファウスリ「トゥーランドット」「ウィンザーの陽気な女房たち」「リエンツィ・最後の護民官」に続く出演。オーストリア共和国褒賞受賞。2000年6月に「シューベルト歌曲集」のCDをリリース、絶賛されている。

 

 

 

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