社団法人被害者支援センター 相談受理状況
平成十二年度(四月二日〜三月三十日)の相談総数は二、一二二件となりました。
去る二月十四日(水)のテレビ朝日系報道番組「スーパーJチャンネル」では、夫婦間暴力(ドメスティックバイオレンス)の特集が組まれ、その中で、当センターの被害者支援への取り組みが紹介されました。放映直後より、全国各地からの電話相談が相次ぎ、社会的に孤立している被害者の悲惨な状況を再認識しました。
今回の取材協力の経験により、マスメディアで犯罪被害者支援活動が取り上げられることの影響の強さと、支援組織から被害者へメッセージを送ることの大切さを感じとることが出来ました。
社会へのアピールが一過性にならぬよう、継続的かつ効果的な広報活動に取り組んでいくことの重要性を感じています。
寄附者名簿
<団体>
奥山建設(株)
太盛運輸(株)
青梅公暴協
東京数寄屋橋ライオンズクラブ
(学)文京学園
(株)セレモアつくば
(株)亀屋万年堂
地方職員共済組合麹町会館ルポール麹町・ホテル麹町
(株)二馬力
東京町田グリーンライオンズクラブ
(社)不動産協会
《個人》
荒堀市郎
飯島澄子
石塚秀男
井上樹里
上村一太郎
國分紀代子
紺野靖男
福沢幾男
峰竜太
宮本純子
村松正義
本石嘉子
森田健三
平成13年3月30日末現在
●表紙絵・題「桜韻」
桜は、名僧が歌を詠み、また語っている。「散る桜、残る桜も散る桜」私は、特攻隊の歌かと思っていたら、良寛の時世の句だそうである。
男性は、桜花の散り方をいさぎ良しとし、女性はひらひらと舞い落ちる花に甘い哀愁を感じとる不思議な花であり、そして、楽しく美しく悲しい花でもある。
小谷津雅美
※本号から、表紙絵を小谷津雅美(こやつまさみ)画伯が描いてくださることになりました。
小谷津画伯は、昭和28年・第38回院展「夢の調べ」で初入選を果たし、以後、今日まで毎年院展に作品を出品され、平成10年・第83回出展作品「終宴」では、天心記念茨城賞を受賞、日本美術院同人に推挙されるなど、ご活躍中です。