1] 海浜断面形状 図4.7に海浜断面形状を示した。 HWLから背後の道路護岸までの砂浜幅は約25m程度で、また、護岸前面には根固工が施されており、実質的な砂浜幅は20m程度である。海浜勾配は、全体に緩やかで、汀線付近の勾配は5.8%である。
1] 海浜断面形状
図4.7に海浜断面形状を示した。
HWLから背後の道路護岸までの砂浜幅は約25m程度で、また、護岸前面には根固工が施されており、実質的な砂浜幅は20m程度である。海浜勾配は、全体に緩やかで、汀線付近の勾配は5.8%である。
図4.16 湯河原町吉浜海岸の海浜断面形状
2] 底質 中央粒径は、0.136〜0.158mmと細かく、HWLからLWLに向かうにつれてわずかに小さくなる。 IL値は今回対象とした12海浜中最も高く、7.03〜8.68%であり、HWLで若干大きくなっている。COD値は0.8〜0.9の範囲で地点間に顕著な差異は認められない。ORP値は、HWLで高く、LWLで低くなっている。
2] 底質
中央粒径は、0.136〜0.158mmと細かく、HWLからLWLに向かうにつれてわずかに小さくなる。
IL値は今回対象とした12海浜中最も高く、7.03〜8.68%であり、HWLで若干大きくなっている。COD値は0.8〜0.9の範囲で地点間に顕著な差異は認められない。ORP値は、HWLで高く、LWLで低くなっている。
表4.28 湯河原吉浜海岸における底質調査結果
3] 底生生物 底生生物は、全体で9種が出現し、材木座海岸に続き多かった。 各採取点の出現数は2〜6種で、HWLではヒメスナホリムシとコツブムシ科の一種のみの出現であったが、MSLではフジノハナガイが多くみられ、LWLでは1個体ずつであるが6種の底生生物が出現した。
3] 底生生物
底生生物は、全体で9種が出現し、材木座海岸に続き多かった。
各採取点の出現数は2〜6種で、HWLではヒメスナホリムシとコツブムシ科の一種のみの出現であったが、MSLではフジノハナガイが多くみられ、LWLでは1個体ずつであるが6種の底生生物が出現した。
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