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e モデルパラメータ

数値モデルのパラメータは次のように選定した。地球自転の効果を表わすコリオリ係数は、東京湾の平均緯度N35°40′に対する8.48×10-5s-1の値を選んだ。海面、海底の摩擦係数は慣用値(0.0013および0.0026)を用いた。水平方向の渦粘性、渦拡散係数については、各海域の平均メッシュ幅Δから経験的な4/3乗則を使って推定した;

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定数αについては0.05程度の値が広用されるが、ここではやや小さめの値として0.03を選んだ。広域ではΔ=500m(5×104cm)に対して約5×104cm2/sの値が得られる。

 

以上に述べた各設定値を含め、流況シミュレーションの計算条件を一覧して表4.3.1に示した。

 

 

 

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