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平成十三年度

全国吟詠合吟コンクール出場団体募集

 

五十人の吟者が心を一つにして迫力ある吟詠を展開する合吟は、年々愛好者が増えてきました。日本武道館のような大ホールにこだまする醍醐味は、吟じる者、鑑賞する者両方にとって他では味わえない素晴らしさがあります。十三年度、武道館大会で競われる「全国吟詠合吟コンクール」の募集が始まりました。各団体の「和」の成果を披露する場として、多数の参加が期待されます。

 

合吟コンクール開催について

平成十三年度全国吟詠合吟コンクールは例年どおり、十一月に武道館で開催される「第三十四回全国吟剣詩舞道大会」第一部で実施されます。

(1) 全国吟剣詩舞道大会日程

平成十三年十一月十一日(日) 午前九時〜午後四時三十分まで

合吟コンクールは開会直後から概ね正午まで。その後、本年度吟詠・剣詩舞・群舞コンクール優勝の演舞、記念式典、特別企画番組を経て、午後四時頃に合吟コンクール入賞団体発表と表彰が行われます。

(2) 場所 日本武道館 東京都千代田区北の丸公園二-三 電話〇三-三二一六-五一〇〇(代表)

 

合吟コンクール出場団体募集要項

(1) 目的

吟詠の普及奨励と芸術的向上を目的とします。

(2) 募集期間

平成十三年一月二十日から六月二十日

(3) 応募資格

財団公認都道府県吟剣詩舞道総連盟加盟の会、またはその連合であること。

(4) 吟題

本年度指定吟題(別掲)の中から一題を選びます。届出は所定の合吟コンクール出場申込書によるものとします。

 

平成十三年度合吟コンクール指定吟題

絶句編

雨後登楼 釈絶海

不識庵機山を撃つの図に題す 頼山陽

泉岳寺 坂井虎山

太田道灌蓑を借るの図に題す 作者不詳

逸題 篠原国幹

富嶽 乃木希典

汪倫に贈る 李白

蘇台覧古 李白

烏衣巷 劉萬錫

児に示す 陸游

続絶句編

石鎚山 海量法師

偶成 横井小楠

西南の役陣中の作 佐々友房

村夜 白居易

酔うて祝融峰を下る 朱熹

 

(5) 競吟方法

前(4)で届出のあった吟題を二分以内に吟じ終えるものとします。伴奏は財団指定「吟剣詩舞道伴奏集」から一曲を選びます(申込書にあらかじめ登録)。歌い出しは一節を先導者が独吟し、繰り返さす、次の句からすぐ合吟に移るものとします。

(6) 募集区分

次の六区分とし、いずれも男女混成による出吟は認められておりません。

A…男子

B…女子

C…学生男子

D…学生女子

E…総連盟連合男子

F…総連盟連合女子

★募集区分に関する注意事項

1] 募集はA〜F各区分ごとに行います。同じ区分では、一団体から一組しか申し込むことができません。ただし別の区分であればその区分につき一組は申し込めます。

2] 幼年グループは特別参加扱いとし、コンクール番外として発表していただきます。

3] コンクール出場の機会と底辺を広げるため、過去五年間の優勝経験団体が出場を申し込む場合は、優勝時の出吟者は出場できません。全員新しいメンバーで申し込んでください。

(7) 出吟者数と申込者

数各区分とも出吟者は五十名です。本番で過不足があれば失格となります。出場者名簿には補欠五名を加え合計五十五名の氏名を記載してください。なお出場者氏名の届け出は九月二十日までとなります。

 

 

 

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