平成十一年度事業報告及び収支決算について
平成十一年度は、全国名流吟剣詩舞道大会など財団恒例の諸行事を実施、中でも、十一月十四日、日本武道館で開催した第三十二回全国吟剣詩舞道大会は、今年が国連総会で決議した「国際高齢者年」に当たるところから、「長寿讃歌」―国際高齢者年に寄せて―と題した特別企画番組を披露、好評を博すことができるとともに、その他の諸行事も当初計画通り実施されました。
収支決算の総額は三四九、三六〇千円です。また、平成十二年三旦三十一日現在の正味財産は、一、〇六六、二六四千円となっています。
平成十三年度事業計画及び収支予算について
平成十三年度は、財団恒例の諸行事を計画する中で、日本財団助成金の減少並びに財団の資金不足から自主テレビ放送の実施及び新春のつどいの開催を見送るとともに、隔年実施の群舞コンクールを実施する年なので、剣詩舞指導者対象の大学は開催しない旨の計画となっています。
平成十三年度の収支予算の総額は、前年比、九六、一〇〇千円減の二九七、三四〇千円です。
なお、平成十三年度に予定される財団関連諸行事は別項覧表の通りです。
(来年度の予定です。今年度と間違われないようご注注意ください。)
平成十二年度第一回地区連協執行部代表者会議開催
平成十二年度第一回地区連絡協議会執行部代表者会議が理事会・評議員会に引き続き同会場で開催されました。
代表者会議では、平成十二年、十三年度財団主催事業の開催に関する打ち合せが行われるとともに、平成十三年度から実施される財団コンクールの部門別年齢資格の変更(別項掲載)についての説明が行われました。
財団コンクールの部門別年齢資格の変更
(平成13年度から実施)
◎吟詠コンクール
また、剣詩舞コンクールの地区大会までは一般三部(年齢区分は吟詠コンクールに準じる)を設け実施することができる。この一般三部上位者を決勝大会に推薦する場合は、一般二部に包含されるものとする。
◎少壮コンクール(変更なし)
現行
吟歴7年以上、指導歴3年以上で、年齢が35歳以上、55歳以下(35歳から55歳まで)。ただし、同年度の吟詠コンクールに出場申し込みをした人は参加できない。
(いずれも年齢はコンクール開催年度の4月1日現在とする)