一、基本姿勢
吟剣詩舞道を行左う者は、礼と節とを行動の軌範とし、日々、芸の研鑚と品性の陶冶に努める。
二、指導者の心構え
吟剣詩舞道を指導する者は、みずから師たるにふさわしい人格、識見を備え、指導全般にあたっては権威をもって望む。
三、師に対する心構え
吟剣詩舞道を学ぶ者は子弟の礼節をわきまえ、秩序を堅持する。
四、分家・独立
吟剣詩舞道を行左う者が分家・独立する場合は、その組織を代表する者の許しを得る。
五、他流との関係
吟剣詩舞道を行左う者は他流の名誉を傷つけ、秩序を乱すような言動は厳に慎しむ。
六、吟剣詩舞道の普及向上
吟剣詩舞道を行なう者は、大衆性と芸術性とを併せもつ斯道の今日像を正しく伝え、特に青少年層における吟剣詩舞道の普及向上に努める。
七、吟剣詩舞道の目標と相互の協力
吟剣詩舞道を行左う者は、相互に協調、互譲の精神をもって斯道の普及振興に協力し、本会の認める姉妹団体とも動物有機体的団結をもって日本の伝統に基づく国家社会の正しい発展に寄与する。
三、審査規定の解説とコンクール審査の実態
財団常任理事 鈴木吟亮
講義資料=別冊「吟詠コンクール審査規定及び笹川鎮江会長審査員講習会講義録」
(メモ)