注) *従業者数は開業時
(村役場調べによる)
この条例が適用された事業所の概要を第6表に示した。昭和62年〜平成7年の間に8つの企業に条例が適用された。8年以降に適用された企業はない。8企業の開業(開校)時の従業者数を単純に合計すると117人で、これを平成8年の事業所統計調査の久木野村の総従業者数615人と比べると、その2割近くに相当する。また、同じく地元雇用を単純に合計すると52人で、平成7年の国勢調査による久木野村の常住の第2次・第3次産業就業人口1081人の5%弱に相当する。しかし、2つの短期大学は進出ほどなく閉校となり、地元民による鹿園は観光客数が伸びずに1年で閉園状態となった。したがって、現在も営業中の企業の従業者数は、開業時のそれを合計すると67人、地元雇用は35人となる。現在も、この程度の雇用が確保されていることと思われる。企業誘致による雇用の維持はそうたやすくはないのである。