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また、ミャンマー側の陸上輸送はインフラ面が整備されておらず、加えて各県境(Province)を超える際の検問等もあり、ミャンマー側の物流をコントロールすることはきわめて難しい。

したがって、日系企業の場合、タイ/ミャンマー間の輸出入は、海運あるいは航空を利用するのが一般的である。もし、陸上輸送を選択せざるを得ない場合には、国境引き渡し条件で行うのが現実的である。

 

○タイ/カンボジア

国境は政治状況等の影響で閉鎖されることも多々あるといわれている。

両国はカボタージュの観点から、相手国車両の国内輸送は認めておらず、国境での貨物の積み替えが必要であるが、積み替え用の常設ターミナルがないので、積み替えの際には、輸出入者間で

1]国境での積み替え日の設定

2]それに合わせたトラックの確保

3]輸出入通関の選定

4]積み替えの作業員や機器の準備

を手配しなければならない。

また、カンボジア側では、道路インフラが未整備のため大型車両が走行できる状態になく、カンボジア側の輸送をコントロールすることは、きわめて難しい状況にある。

したがって、日系企業の場合、タイ/カンボジア間の輸出入は、海運あるいは航空を利用するのが一般的である。もし、陸上輸送を選択せざるを得ない場合には、国境引き渡し条件で行うのが現実的である。

 

 

 

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