芥川の水質の変化と環境の関係
水上碧
私は近年問題となっているものの1つである水質汚濁に関心をもち、まずその実態をつかみ環境との関係を知ることが水質汚濁の解決策をみつけ実行する糸口になると考え、上流、中流、下流で周囲の環境が違う芥川を利用して次のような調査をしました。
上・中・下流のなかから1地点ずつ選び、それぞれの地点でpH、COD、BOD、プランクトンの数、そこで見られたプランクトンの指標性などについて季節ごとに調べました。また、より正確に調べるために高槻市のデーターも併せてもちいました。
CODとBODの値を見てみると、どちらの値も上流の地点に比べて中流、下流の地点では値がすごく高くなっています。川が汚染されているほど、CODやBODの値は高くなるので、この結果は中流や下流が上流にくらべ汚染されているということを示していますし、その他の結果をみてもやはり同じことが言えました。上流は山に囲まれたところを、中流は住宅街を流れており、下流は下水処理場とゴルフ場の近くを流れています。つまり、上流に比べて中流や下流が汚染されている原因は工場排水や生活排水にあると考えられます。このことから私は生活排水の規制をすることが大切だと思いました。なぜなら、近年工場排水はだいぶ規制されているにもかかわらず、生活排水はあまり規制が進んでいないと思うからです。今回この調査をして私は、生活の中でつねに気を配ることが大切だと思いました。