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発芽直後のカイワレ大根の主根がどのくらいの上向きの力で成長してくるかを調べる実験

野口理恵

 

私のやった実験は題名の通り、カイワレ大根の種子で3つのこと実験をして調べました。

・1つ目は、自分で作った装置で『発芽する時に一体どれくらいの上向きの力で土を持ち上げるのか?』

・2つ目は、種子をわざとみんな違う向きに植えて、『本当に主根はどんな時でも下へ伸びていくのか?』

・3つ目は、『発芽する時、どんな格好で芽が出てくるのか?』

この3つについて実験をして調べました。

 

結果、土を持ち上げられるのは最高300g持ち上げられることができ、種子はどんな向きに植えても必ず下(重力の向き)に伸びていくこと、そして発芽する時は必ず茎の部分から出てきて、最後に子葉が出てくることがわかりました。

また、必ず茎から出てくると言いましたが、発芽する時、どうして茎から出てくるのかと言うと、茎から出てくるとループの形になります。そのループ形は弱そうに見えますが、見た目より強くて、折れたりしにくいのです。

このようなループ形は私達の生活の中で身近に使われていて、特に『橋』などに使われていたりしています。このようなことが今回の実験を通してわかりました。

 

 

 

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