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これまでの活動を振り返ってみますと、育児相談を含む子育て支援では地域住民に身近な存在として認知され、かつ信頼される存在になることが最も重要であることを感じています。

なお、保育者として地域育児センターの機能をより一層充実させていくには、以下の事柄が必要になると感じています。

1] 保育者の仕事は、措置入所児童だけにあるのではなく、広く地域全体の子育てを支援する社会的役割があることを保育所全体で認識すること。

2] 保育所以外の他の機関(保健所・児童相談所・福祉事務所・民生委員等)との連携を密にする。児童虐待等の重大時には、上記機関への迅速な通告が必要となるため日頃から情報交換を行うなど連携をとっておく。

3] 保育者自身が自己研鑚に努めること。

以上、私の実践を通しての報告です。

 

 

 

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