提案要旨
子どもの午睡を考える
藤幾久子(大阪市・かぐはし保育園長)
保育園生活の中で午睡をすると、させるということは当たり前のこととしてとらえ、何らの疑問ももたず、「眠らない子」などについては時には職員間で問題になることはありましたが、午睡そのものについて検討しなければ…という意識は全く無かったといっても過言ではない日々でした。
しかし、ここ数年来、登園時から「あくび」、「床にごろごろ」、「機嫌が悪い」といった状態の子どもが目立ちはじめました。
原因としては、夜の睡眠が大きくかかわっているのではないかと思われます。
子どもの成長にとって重要な睡眠ということを保育園での午睡も含めて、皆さんと一緒に考えたいと思います。