診断の結果を知らせ、家庭環境の改善などを要する場合にも、常に保護者との信頼関係を作っていくことが、子どもの最善の利益につながることになる。
公立保育所と違い、民間保育園はそれぞれ園の成り立ちなどによって、必ずしも地域の医療機関が嘱託医となっていない場合もあるので、日頃より子どもの状態をよく把握しておき、記録に基づいて嘱託医に報告するなど、健康診断の場を大切にしたいものである。
また、近年、日本保育園保健協議会等によっていろいろ子どもの健康に関して指針や手引き書が出されていることは、保育現場にとっては非常に心強いものがある。
4. おわりに