・潜伏期前後の園児の健康状況の把握
・保育園職員の予防接種、既往歴の把握
−保護者にむけて−
・家庭での母子手帳の記録、把握をすすめる
・公費負担以外の予防接種もなるべくすすめていく
・保護者に予防接種のある病気について、免疫獲得率や副反応を知らせる
1] 麻疹
日本の接種率 約75%
抗体獲得率 90〜95%
ワクチンの抗体が加齢とともに低下するため、その親から生まれた子に先天免疫が少ないおそれもあるため、生後10ヵ月位の接種が望まれる
2] ムンプス
抗体獲得率 90〜95%
3] 風疹
抗体獲得率 95〜100%の間
妊娠17〜20週までは先天性風疹症候群の出生の可能性があるため女性職員に注意
4] 水痘
抗体獲得率 約92%
5] ポリオ
抗体獲得率 98%以上
6] 日本脳炎
脳炎発病予防率 91%
−予防接種の大切さ−
集団の免疫力があると流行が少ないが、未接種者が増えると流行の危険性はある。
保育園職員の予防接種の理解、学習が大切である。