図5.　エルニーニョに伴う赤道域の熱源に対する冬季対流圏中・上層の応答の模式図。赤道の点描域は大気の対流域を示す。H(L)は高(低)気圧偏差が出現する領域。細い矢印は、偏差の出現によって変形した対流圏中・上層における偏西風の流軸。Horel and Wallace (1981)からの引用。原図に多少手を加えた。

　

ENSO Observing System

図6.　ENSO観測網。図中の太い、あるいは細い実線はボランティア船によるXBT (投下式水温水深計)観測線、沿岸や島に付げられた薄い丸は水位(潮位)観測点、矢印は表面漂流ブイ、整然と並んだ赤道を挟む約70個の点は表面係留系をそれぞれ示す。これらを総称してENSO観測網と呼んでいる。McPhadenら(1999)から引用。

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