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第4章 講演会の開催

 

4.1 講演会の概要

講演会「気候予測と海」は下記のとおりに実施された。

(1) 日時;平成12年10月5日19時〜21時

(2) 場所;都市センター会館内、コスモスホール

(3) 講演者;東北大学大学院理学研究科教授 花輪公雄

「海を知り、気候を語る」

東京大学気候システム研究センター助教授 木本昌秀

「海を測り、未来を知る」

(4) 参加者;約200名

なお、講演会の開催に当たっては、ポスターの自治体への配布ならびに掲示依頼、ホームページでの紹介、気象新聞への掲載、関連学会への投稿等によって広報を行ったが、このことが参加者の増加を促したものと思われる。

 

4.2 講演会の成果

講演者は高度な内容を、極めて平易かつ体系的に解説し、海洋観測の必要性、Argo計画の重要性について、参加者の理解が進んだと考えられる。当日配布された講演要旨を資料4.2.1に示す。

講演会には、研究機関、調査機関、大学等の関係機関の参加者が多かったが、報道機関、自治体、商社、海運業界、食品業界等からの参加もあった。

やや遅い時刻の講演会であるにもかかわらず、中途で退出する参加者はほとんどなく、活発な質疑・応答が行われ、参加者の関心の高さがうかがえた。

また参考資料として、付録-5に東北大学花輪先生の「気象」への投稿論文「海を知り、気候を語る −気候予測における海洋観測の重要性−」を示す。

 

 

 

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