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このステートメントにおいては、Argo計画の成功には国際的な協力体制、とりわけ二国間及び地域的な協力が必要であり、関係国のキャパシティービルディングの強化、同計画に関する情報やデータ交換の必要性が強調されている。

参加者からは、これらが盛り込まれたステートメントを活用し、担当地域や自国でArgo計画の推進を図る旨の表明があった。

我が国では、国際会議の成果を、会議の翌日(10月6日)、科学技術庁及び運輸省から資料3.1.4により報道発表した。また、同日14時30分より気象庁記者クラブで記者発表を行った。11月29日には朝日新聞朝刊に資料3.1.7の記事が掲載された。

また、日本気象協会より、本事業で行ったアンケートの回答者に、集計結果とともにステートメント等を送付した。

さらに、気象庁よりWMO及びIOC事務局を通じ加盟各国・地域に、エグゼクティブ・サマリー、ステートメント等を送付した。

ステートメント等は、日本気象協会のホームページ(http://www.jwa.or.jp/)及び気象庁のホームページ(http://www.kishou.go.jp/)にも掲載しており、海外も含め多くのアクセスがあった。

このように、会議の成果を国内外に広く発信し、高精度の気候予測に必要なArgo計画の推進に大きく貢献した。

 

 

 

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