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再現された場は元の場に極めて似ており、その特徴をほぼ再現していると言える。実際、SSTの空間相関は、0.90と高い値を示した。各ジャンプでも多少の相違はあるものの、SSTの5年平均値の差と再現された場の空間相関は、平均で約0.67という高い値であった。

一方、EOF第1・第2モードはそれぞれPNAパターンとAOに関連していることを述べた。そこで、PNAとAOの活動指数を用いて同様に再現を試みた。その一例として、1976/77年の気侯のジャンプを再現したものを図5に示す。図4と同様、元の場に極めて似ている場を再現している。この場合、SSTの空間相関は、0.69の値であった。また、1950年代以降の4つの気候のジャンプの空間相関は、平均で0.71(EOFモードによる再現では0.77)であった。

再現された気候ジャンプの軌跡を図6に示す。全体として、EOF第1モードと第2モードが同じ方向にシフトしているのが特徴である。このことは、あるときPNAパターンの活動が弱くなると同時にAOの活動が活発になる傾向があることを示唆している。

 

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図6. EOF第1・2モード時係数ダイアグラム上で気候のジャンプの軌跡。それぞれの印と誤差棒は、それぞれ気候のジャンプ前後5年の時係数の平均値と、その標準偏差を表す。

 

 

 

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