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図2.2.2-3 標準ガスボンベ

 

大気中の二酸化炭素濃度は、大気試料を大気試料吸引ポンプ(図2.2.2-4)により吸引し、除湿後検出器に導入して測定した。

 

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図2.2.2-4 大気試料吸引ポンプ

 

除湿部は電子冷却器、パーマピュアドライヤーおよび過塩素酸マグネシウム管で構成される。これらを直列で検出器の前段に配置し、試料中の水分を露点-70℃まで除去した。

海水中の二酸化炭素濃度は、気液平衡器により作られた平衡状態の気相を検出器に導入して測定した。この検出器に導入する試料は、上述の大気試料と同じ除湿部で除湿される。

 

 

 

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