2] 日本海側港湾における廃棄物輸送事例
「臨海部リサイクルコンビナート可能性調査報告書 平成11年3月 第一港湾建設局」による日本海側の港湾における1996年の海運を利用した廃棄物等輸送事例は以下のとおりである。
廃棄物の移入は、廃棄物を受入れることが可能な事業所(セメント工場・建材製造業者・電炉工場)が存在する姫川港、伏木富山港、敦賀港の取扱量が多く、また、移(輸)出では、東南アジア諸国への輸出が多い。
廃棄物の移出は、中古タイヤ、くずもの、金属くず、スクラップを中心とし、北朝鮮、韓国、台湾、シンガポール等海外に搬出されている量が多い。また、七尾港、酒田港では石炭火力発電所から排出される石炭灰が搬出されている。