カーシェアリングの事業化をめざしたH13年度モデル実験のねらい
○本研究でねらうカーシェアリングの方向性
―最もベーシックな形態のカーシェアリングの成立を念頭に考える。
―日本の状況下でカーシェアリングの普及をめざす。一方、その効果を十分把握する。
―普及促進のため、社会としての支援方策、及び、開発にともなう供給促進に注目する。
○カーシェアリングのレベルとモデル実験の領域
○平成13年度のモデル実験のねらい
公共的な枠組みの中で、普及と事業化をめざした視点から実験をおこなう。
まず、カーシェアリングが成立するための第一の条件、利用者に選択される条件等を把握する。
合わせて、社会的な効果を検証し、事業性も確認していく。
1. ニーズ(需要)の把握…成立のための要素、最低条件は何かすなわち、個人に選択される条件は?
そして、
2. 社会的効果の把握(社会的レベル)…社会として支援するための根拠を見出す
3. 事業化のためのデータ収集(運営レベル)…現実に事業として成立するのか?