2] 車いすでの利用
月間の車いす使用者の乗車数は、20台、6路線で238名(5月20日から6月25日)あり、既存の路線バスと比べるとやや多いといえる(表4)。通常の路線バスでは車いす使用者の利用は1ヶ月で800から1,000人である(リフト車、ノンステップ車計99台)。理由として、通常の路線バスでは車いすで乗車できるバスの頻度が1時間に1本程度なのに対し、コミュニティバスでは100%スロープ付ノンステップ車両であることが影響していると考えられる。車いすの乗車に関しては、電動の車いすは乗車可能であるが、3輪の電動スクーターはスペースの都合上乗車できない。