(3) 道路局の役割
1] 障害者のアクセシビリティ確保のための道路局の取り組み

障害を持つ人であっても、他の人と同じく物理的環境を使える必要がある。現実として、この点は道路交通に関わる全ての機関が常に念頭に置いていなければならない事である。
国連の標準規則におけるガイドラインによれば、物理的環境を全ての人にとってアクセシブルにしなければならない。そのため個人の障害の種類や程度とは無関係ということができる。さらに、新法、権利、受けられるサービスに関する情報なども、障害者であっても他の人と同じように平等に受け取る事ができなければならない。
国会決議では、「スウェーデンの政策は、障害が他の社会の構成員と同じく移動する機会を持たなければならない」(国会決議1994年4月14日)とされている。