最も重要な「ホーム縁端に点状の警告ブロックがあること」と、最も基本的な「点状ブロックと線状ブロックが存在すること」については、全ての被験者が既に承知していた。ブロックの敷設形式に関する「ホーム縁端における誘導ブロックと警告ブロックの接合点(T字部)の敷設形状」と「階段口の警告ブロックからホーム縁端の警告ブロックの間を誘導ブロックでつないでいること」は知らない人も多かった。特に、誘導ブロックと警告ブロックの接合点の形は、3分の2が知らないという状況であった。今回の被験者の中には、ホーム上の移動においてブロックに頼らない人が少なくなかったことも、このような結果を導き出した要因と考えられる。