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8] 引込み線の船内への引込みは、貫通金物を用い、防水に十分留意する。

9] ホイップ空中線の取付けにあたっては、碍子の手入れ及び修理が容易に行えるように考慮すること。

10] ホイップ空中線を引込むにあたっては、送信用空中線の場合には、裸硬銅線又はポリエチレン被覆硬銅線の先端に銅管端子を接続したものをホイップ空中線基部に接続するなどの方法により、受信用空中線の場合には、同軸ケーブルとケーブルコネクタを使用するか、裸硬銅線で受信空中線接続箱に接続するなどの方法によること。いずれの場合にも、フィーダの重量や張力がホイップ空中線とフィーダとの接続部に直接加わらないようにするため、フィーダは接続部の近くで他の構造物に固定した上、十分に余裕を持たせてホイップ空中線の基部に接続すること。

11] ホイップ空中線が2本以上の素子を接続したもので構成されている場合には、素子と素子の接続を完全に行い、接続部の防水、防食のため必ず防水テーピングを施すこと。

 

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図4・69 ホイップ空中線の装備例

 

 

 

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