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図4・30 線端処理のテープの巻付け

 

5] 多心線の場合は、機器への接続端子配列に従って若干のゆとりをもたせて切断後に、端子配列の順に麻糸などでレーシングする。

予備線は、最遠距離の端子に接続できる長さに切断してから、一括してしばっておく。(図4・31参照)

 

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図4・31 多心線における線端処理

 

(3) 端末結線処理

端末結線は、一般的には圧着端子がよく用いられている。そのほかには、銅管端子やソルダレス端子又ははんだ付けタイプの端子などが用いられる場合もある。

(a) 圧着端子の取付け(例)

導体絶縁ゴムを除去する長さは使用する圧着端子の種類によって相違するが、原則として端子を取付けた後に心線導体が約1mm程度接続側に出る長さとすること。この場合、心線導体を損傷しないように注意する必要がある。(図4・32参照)

 

 

 

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