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(ハ) 非防水形貫通金物

ケーブルの損傷を防止するため、甲板を貫通する場合にはコーミングを、隔壁を貫通する場合にはカラー又はブッシュを使用する。図4・9にその一例を示す。

 

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図4・9 非防水形貫通金物

 

(ii) 固縛材料

ケーブルを固定するために使用され、巻バンド形と押さえバンド形とがあるが、工事の容易さから巻バンド形が多く使用されている。

(イ) 押さえバンド

巾13mm以上の船用電線帯金(黄銅の帯状のもの、JIS H 3201相当品) を所要の長さに切断し、布設ケーブルの形状に合わせて形打ち加工して図4・10の例のように使用する。

 

 

 

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