1 設備規則第四十条の五第一項第二号に規定する選択呼出信号が受信できること。
2 受信のための同調操作が不要であること。
3 受信機能が正常に動作していることを容易に確認できること。
4 機械的雑音が少ないものであること。
5 過剰電流、過剰電圧、電源の過渡変動及び電源の極性の偶発的な反転からの保護手段を有すること。
6 露出した金属部分は、接地することができること。
7 電源端子は、接地されていないこと。
8 電圧55ボルトを超える電気(高周波のものを除く。)を通ずる導電部は、容易に露出しないように、次のいずれかの条件に適合する遮へい体を有すること。
(一) 遮へい体を開けたときは、自動的に電源が遮断される構造であること。
(二) 遮へい体を開けるためには工具を必要とする構造であり、かつ、高電圧に対する注意事項が表示されていること。
9 通常の取付位置において、製造者名、型式名及び製造番号が明確に判読できるように外部に表示されていること。
二 F1B電波2,187.5kHz及び8,414.5kHzのほか、4,207.5kHz、6,312kHz、12,577kHz又は16,804.5kHzのうち少なくとも一の電波を2秒以内に順次繰り返し受信するための受信機は、毎秒100ビットの信号伝送速度のドット信号を検出した時のみ、受信の順次繰り返し動作を中止するものであること。
三 F2B電波156.525MHzのみを受信するための受信機は、第一項に掲げるもののほか、次の条件に適合すること。
1 毎オクターブ6デシベルのディエンファシス特性をもつものであること。
2 空中線は発射する電波の偏波面が垂直となるものであり、その指向特性はできる限り水平面無指向性であること。
(ナブテックス受信機)
第四十条の十 (抄) FlB電波518kHzを受信するための受信機は、次の各号の条件に適合するものでなければならない。
一 一般的条件
イ 受信及び英文による印字が自動的にできること。