図8・1 海事衛星通信システム
インマルサットの主要業務としては、その開設以来続いている電話、テレックス、ファクシミリ(FAX)を中心とし、移動局には80〜100cm径のパラボラ空中線を使用するA型が使用されてきたが、GMDSSの導入を契機に、無指向性空中線を主体とし、テレックスによるメッセージ通信のみを行うC型が導入され、遭難・安全通信ではむしろこのほうが主体になってきている。
表8・2 インマルサットシステムの衛星配置
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