例えば、ビーム幅が2度、パルス繰り返し数が1000、アンテナ回転速度が3秒(アンテナ回転数1分間20回)とすれば、ヒット数は1000×3×2÷360=16.7となり、アンテナ回転速度が4秒(アンテナ回転数1分間15回)とすれば、1000×4×2÷360=22.2となって、鮮明度が改善されることになる。
6・4 レーダーの機構
レーダーの機構を原則的に示すと、図6・12のように成り立っている。このとき各部で作られている波形を示すと図6・13のようである。これによって作動の大要を説明することにする。