回路に流れる電波はオームの法則から
(5・32)式は電流比(I/I0)と抵抗比(R/r)の関係が双曲線となることを示す。ショート電流I0がメータのフルスケールとなるように始めに調整しておけばメータの指示値Iで測定する抵抗値Rを直読することができる。(b)図にオームメータの目盛りを示す。R=0のショート電流I0でフルスケール、開放R=∞で0の目盛りとなる。
5・4・8 電力測定
電力の測定法には、電流・電圧計法、抵抗・電流計法、電流力計形法、サーミスタ/バレッタ法、カロリーメータ法等がある。ここでは電圧・電流計法と抵抗・電流計法について説明する。図5・11に負荷抵抗Rで消費する電力測定回路を示す。