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定数Aはアンテナの大きさに比例する値を持つので大型のアンテナでは近傍電磁界が消えないで遠く離れた地点でも残るのでアンテナ指向性が距離で変化する。

放射磁界では誘導磁界と放射磁界のみで準静磁界は存在しないことが理論的に示されている。磁界=誘導磁界+放射磁界、となる。

図3・7にパラボラアンテナの指向性を示した。距離rが遠くなると近傍指向性から遠方指向性(放射磁界)となり、指向性が鋭くなる。しかし、遠方領域になると一定の指向性となり距離とは関係しなくなる。

 

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図3・7 距離による指向性の変化

 

近傍領域と遠方領域の境界距離rFはアンテナの大きさ(直径)D、電波の波長λから

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となる。大型アンテナのrFは遠く離れた地点となる。

 

3・3・2 アンテナとアース(接地)

アンテナにはアースをとる接地型とアースが不要な非接地型アンテナがある。

 

 

 

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