抵抗や配線は抵抗体材料や導体材料を蒸着して形成する。コンデンサやコイルなどの受動素子も形成できるが、形状が大きくなるので増幅器と組合せた等価容量や等価インダクタンスを形成する。モノリシックICは能動素子を多数集積するメモリー回路等に有利であるが、論理回路や機能デバイスなど高度なIC回路も多量生産できるようになってきた。図1・48にモノリシックダイオードとトランジスタを示す。
図1・47 モノリシックICの生成
図1・48 ダイオードとトランジスタ
1・3・10 電子部品と電気部品―サーミスタ、バリスタ、電界発光素子、電気部品と記号 サーミスタ; コバルト、マンガン、ニッケル、鉄、銅、チタン等の酸化物を組合せて1000度以上の高熱で焼き固めた素子をサーミスタと呼ぶ。温度が上昇すると抵抗値が敏感に小さくなる負の温度感度素子として温度制御や発振器の安定化等に使用される。図1・49にサーミスタと抵抗素子の温度による抵抗変化を示す。図1・50は種々なサーミスタ素子の形状を示す。
1・3・10 電子部品と電気部品―サーミスタ、バリスタ、電界発光素子、電気部品と記号
サーミスタ;
コバルト、マンガン、ニッケル、鉄、銅、チタン等の酸化物を組合せて1000度以上の高熱で焼き固めた素子をサーミスタと呼ぶ。温度が上昇すると抵抗値が敏感に小さくなる負の温度感度素子として温度制御や発振器の安定化等に使用される。図1・49にサーミスタと抵抗素子の温度による抵抗変化を示す。図1・50は種々なサーミスタ素子の形状を示す。
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