[参考]
光束法による灯数決定法を参考として次に示す。
ただし
N:灯数
E:平均水平面照度(lx)
A:室面積(m2)
U:照明率
=作業面上に到達する光束Fiとランプから放射する全光束Frとの比
F:ランプ1個の全光束(1m)
M:保守率
=減光補償率の逆数
なお、実際に照明率Uを求める場合には次式で求める場合には、室内各面(天井及び壁)の反射率をメーカーへ連絡し、照明器具の形式によって決まる照明率Uをメーカーから入手する。
この際、室内各面の反射率は実績を参考にしながら推定する必要がある。
ただし
X:室の間口(m)
Y:室の奥行(m)
H:作業面上光源までの高さ(m)
2.6.3 投光照明
上甲板上の照明などに投光器が使われるが、荷役などの作業をする場所は20lx以上、作業のため通行する場所は8lx以上の照度が要求されている。(ILO)
なお、米国へ行く船の場合は海洋汚染防止の観点からUSCGにより下記の照度が要求されているので注意を要する。
各種油管の陸上との接続場所
5FOOT-CANDLES (54lx)
各種油管の操作場所
1FOOT-CANDLES (10.8lx)