図2.8 交互充放電回路例
なお、無線用蓄電池は通常一群であり、かつ主電源が生きている間は通常蓄電池には負荷はかかっていないので蓄電池の自己放電のみを補う細流充電(トリクル充電)方式が一般に採用されている。 船舶で使われる蓄電池は、ほとんど鉛電池であり、その放電特性と充電特性は図2.9及び図2.10のとおりである。 充電時の電圧の変化は、図2.10のように2.4V付近までは徐々に上り、その後は急激に2.75〜2.95Vに達し、電圧の上昇が止まったとき(図2.10の13h付近)を充電完了のときとみなせる。
なお、無線用蓄電池は通常一群であり、かつ主電源が生きている間は通常蓄電池には負荷はかかっていないので蓄電池の自己放電のみを補う細流充電(トリクル充電)方式が一般に採用されている。
船舶で使われる蓄電池は、ほとんど鉛電池であり、その放電特性と充電特性は図2.9及び図2.10のとおりである。
充電時の電圧の変化は、図2.10のように2.4V付近までは徐々に上り、その後は急激に2.75〜2.95Vに達し、電圧の上昇が止まったとき(図2.10の13h付近)を充電完了のときとみなせる。
図2.9 鉛蓄電池の放電特性
図2.10 鉛蓄電池の充電特性
アルカリ蓄電池は、正極に酸化ニッケル、負極にカドミウム又は鉄を用い、アルカリ水溶液を電解液とした蓄電池がある。 負極にカドミウムを用いた電池をユングナー電池(ニッフェ電池)、鉄を用いた電池をエジソン電池といい、通常、前者のNi-Cdアルカリ蓄電池が多く用いられる。その充放電特性を図2.11に示す。
アルカリ蓄電池は、正極に酸化ニッケル、負極にカドミウム又は鉄を用い、アルカリ水溶液を電解液とした蓄電池がある。
負極にカドミウムを用いた電池をユングナー電池(ニッフェ電池)、鉄を用いた電池をエジソン電池といい、通常、前者のNi-Cdアルカリ蓄電池が多く用いられる。その充放電特性を図2.11に示す。
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