日本財団 図書館


(5) 船主と造船所各部門担当技術者とともに電装業者も加わり、仕様書を基に基本設計のための打合せを行う。

(6) 造船所各部門担当技術者と電装業者との間で、関連工事の打合せを行う。

(7) 造船所の担当電気技術者と連絡をとりながら基本設計を行い、次いで詳細設計を行う。ただしこれらが同時に行われることが多い。

(8) 造船所及び船主に艤装設計の承認図を提出し、協議する。

(9) 承認図に関する打合せ終了後、図面を訂正する。

(10) 最終図面を運輸局、海運支局又は船級協会並びに船主に提出し、承認を求める。

(11) 電装業者手配の機器について、注文仕様書を作成し、メーカーに機器を発注する。

(12) メーカーからの承認図を調査し、必要に応じて改正希望事項を付記してメーカーに返却する。

(13) 機器の承認図(メーカーの作成図)を造船所及び船主に提出し、承認を受ける。

(14) 艤装設計図及び機器図面の承認返却が終了すれば、艤装工事に着手する。

 

004-1.gif

図1.2 電装業者の仕事の流れ(一例)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION