日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気装備概論編](初級)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


(4) 遮断器やスイッチの開閉は、火花の発生することを想定して、付近に可燃物のないことを確めて行うこと。

(5) 機器の回路を“閉”にするときは、これに関連する機器を調べ、問題ないことを確めた上で、閉じること。また、逆に“開”にする場合も同様である。

(6) 回路の電気的保護装置は指定どおりなされているかどうか調べること。

(7) 変流器の2次側は常時短絡しておき、開いてはいけない。

(8) 計器用変成器は保安上2次の一端を接地しておくこと。

(9) コンデンサに触れるときは、必らずその端子間を短絡してから触れること。

 

10・3・2 電気工事上の心得

(1) 電気が生きたままの状態のとき、その機器の作業はしてはいけない。

(2) 非常の際には、加害及び被害回路の電源を切るよう、常に心掛けること。

(3) 可燃性ガス又は可燃性液体を積載している船での作業は、危険性のある場所であるか、どうかを、確めてから行うこと。

(4) 作業後はその機器のカバーは必らず閉めておくこと。

(5) 防水機器でないものは、作業後雨水及び油気が掛らないように、覆いをかぶすか、適当な処置を施すこと。

(6) 防振ゴムを設けた電気機器の接地工事は忘れがちであるから、作業後これを確めること。

(7) 電気溶接作業は、火花が散るものであるから、付近の可燃物を取除くか又は防護してから行うこと。

(8) 仮置き状態でボルト、ナットの締め忘れがないようにすること。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
571位
(35,650成果物中)

成果物アクセス数
20,382

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年3月18日

関連する他の成果物

1.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気機器編](初級)
2.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気工学の基礎編](初級)
3.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気計算編](中級)
4.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気装備技術基準編](中級)
5.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気艤装設計編](中級)
6.通信講習用 船舶電気装備技術講座[試験検査編](中級)
7.通信講習用 船舶電気装備技術講座[基礎理論編](レーダー)
8.通信講習用 船舶電気装備技術講座[機器保守整備編](レーダー)
9.通信講習用 船舶電気装備技術講座[装備艤装工事編](レーダー)
10.船舶電気装備技術講座[基礎理論編](GMDSS)
11.船舶電気装備技術講座[艤装工事及び保守整備編](GMDSS)
12.船舶電気装備資格者名簿
13.船舶設備関係法令及び規則[資格更新研修テキスト(強電用)]
14.船舶設備関係法令及び規則[資格更新研修テキスト(弱電用)]
15.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気艤装工事編](初級)
16.船舶電気装備技術講座[法規編](GMDSS)
17.医療機器整備に関する概要
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から